穿山甲の歩み

穿山甲のシニアライフ~まずは中年晩期から~

2024初詣ー防府天満宮ー

正月明けに風邪をひき、いまだに咳を引きずっている。

神社仏閣に興味なしの旦那に、初詣の概念はない。

私は行かないと気持ちが落ち着かないタイプ。

今年の初詣は3月ごろかな?って考えていた。

母が亡くなってからの初詣は「おひとり様」になった。

こんなとき、無性に寂しさを感じる。どんなところにもくっついて来て、そして家族のためのお参りが大好きだった母。

それぞれのお財布からお賽銭を準備して、お守りやお札を買う。

これだけは、”それぞれのお財布”であることが大切だったね。

母はいつもその場にいない家族のためにお守りを買っていた。

そんな寂しさを知っているかのような、同僚の提案が

「近くの天満宮まで足を延ばしましょう!」だった。私は1秒で提案に乗った。

防府天満宮

思いがけずに実現した初詣。

防府天満宮

天満宮では節分で賑わっていた。お守りは自分用に一つだけ。

これも寂しい。なんだか寂しい。

心をこめてお参りをした。家族の心身の健康と安全。

私の願いはこれだけだ。他に望むものはない。

防府天満宮

www.hofutenmangu.com

きっと、人生で最初で最後の防府天満宮かもしれないな。

最近、そんな感覚を抱くようになった。

特に珍しい場所に出かけると、「最後かな」って。

あまりに気が早く、そして人生消極的過ぎるね。

よし!”次はいつ来よう!”って考える思考の癖をつけよう!