穿山甲の歩み

穿山甲のシニアライフ~まずは中年晩期から~

新盆

新盆1

新盆に入った。

家族と別れると、母と一緒に寂しさを味わい、想い出を語った。

昨年のお彼岸のお塔婆は母と立てた。

そして今年は、ひとり。

新盆供養、お塔婆の手配。とうとうひとりになった。

いつもお彼岸には欠かさず、お墓掃除を母とした。

熱中症になりそうになりながら、お墓の周りに集まった落ち葉を夢中で拾った。

帰り道に母はいつも「あ~。お墓参りに来たかったの。なんだか安心したわ。」って。

昨年も今頃は一緒に。

なのに、今年はひとり。ただ、「なんだか安心したわ。」って気持ちを共有している。

新盆2

このお盆は母のことをたくさん考えた。母は帰ってきてくれていたのかな。

 

終活。墓じまい。心に引っかかる。

まだもう少し、大丈夫かな。自分の力でお墓を守れるかな。

そして、いつの日か(いつかはわからない。今年かもしれない、あるいは20年後かもしれない。)自分で結末を決めないと。