織姫神社の想い出をたどりたくて、足利を選択。
ワンデートリップはいつもその日の朝決まる。
織姫神社にナビをセット。神社のふもとで車を止められた。
木の伐採中であと一時間程通行止め。
そこで想い出深いエリアに向かってみた。
歩きながら思い出していた。前回来たのは、2015年かな?
足利の街はそのままの姿で迎えてくれた。
あれは年末だったよね。家族で年末年始には近郊を旅行したっけ。
心に曇った部分を残して、いつも誰かに気を使っていたっけ。3年後くらいには
一人抜け、その後は母との2人旅になったね。
目的地に到着した。この光景を見て、心がキシキシきしんだ。
この本堂を背に家族3人で映した写真を思い出した。
防寒着を着込んで、ニット帽も被っていたかな。
映る3人の顔に笑顔はなかったね。
うーん。どうしたらよかったのだろう。どうしたらもっと家族は心を寄せることができたのだろう。8年経っても答えは見つからない。
私はこの景色を確認したかったのかなぁ。それは自分でもわからないけど、なんだか「納得」したんだよね。
縁結びを願い、織姫神社をあとにした。
なんとなくもう一度来たかった足利。私は何を確認したかったのだろう?
8年前の家族の足跡を辿り、それだけで十分だった。
道の駅 どまんなかたぬまにでも寄ろうか。
走りながら午後の道程を考えよう。