満開の桜吹雪を感じる午後。一週間前は蕾だったことを思うと、桜の歩みの速さに戸惑う。こうして容赦なく時は流れるんだな。
友との恩師を偲ぶ会は品川。会の名は”家族会”。中心となる恩師が、自分がいなくなっても若い世代の家族のような付き合いが続くように、と私を誘ってくれたのが6年前。
そしてあまりにも早い恩師との別れとなってしまったのが今年2月。
残された家族で四十九日の節目で会うことに。
こんなことでもないと出かけなくなった品川。駅ビルをフラフラ。友人への手土産、家族のパンや愛犬のおやつなどを選んだ。
このご時世にもれなくドッグフードも値上がりし、肉のトッピングを手作りしたり、雑穀を混ぜてみたり、そんな工夫もまた楽しい。
友人のセレクトはここ。亡き恩師の好物のオイスターバー。
恩師にはグラスワイン、オイスター、シュリンプカクテルを楽しんでいただく。
威勢のよい恩師の声は聞こえないけど、空気を感じ、友人と思う存分語った。
外食も久しぶり。いわゆるマスク外食。
クラムチャウダー、カラマリトッピングのシーザーサラダ、フレンチフライ、
ぺスカレーロッソ。満腹、感謝。