小さなころ、父から「穿山甲」という珍しい生き物の話をよく聞いた。
トカゲやカナヘビが好きな私は、穿山甲のお姿を図鑑で見た瞬間わくわくした。
インターネットがない時代に育った私には
それでも心の中になんとなく住んでいたのかもしれない。
夢に出てきたこともあったから。
そんな父の遺品のなかから「穿山甲」のキーホルダーを見つけた。
よほど古い物なのかな、崩れかけていた部分を瞬着でくっつけた。
どこで手に入れたのだろう?やはり好きだったんだな、「穿山甲」が。
楽しみにとっておこう。